春の狂犬病ワクチン接種の時期がやってまいりました。
成犬の場合、原則として『毎年4月1日~6月30日』の間で年1回の狂犬病ワクチンの接種が義務付けられています。
三鷹アニウェル動物病院でも、狂犬病ワクチン接種を受け付けておりますので、ワクチン接種についてやその他気になることがあれば、ぜひご相談くださいませ。
狂犬病ワクチン接種の注意点
大切な家族の一員である動物たちが健康に過ごすために、ワクチン接種は動物達の健康を守るための大事な予防策の一つです。
感染症からペットを守るために有効な手段であるワクチン接種には、接種後の注意点やリスクがあるのも事実です。
「ワクチン接種後にお散歩をしてもいいの?」「いつもどおりごはんを食べても大丈夫?」「シャンプーやトリミングをしてもよい?」などのご質問もよくいただきます。
いくつかの注意点を解説していきます。
接種当日・翌日の過ごし方について
今回のコラムのメインテーマである狂犬病ワクチンだけでなく、混合ワクチンにも言えることですが、ワクチン接種後は激しい運動やシャンプーは避け、できるだけ安静に過ごすようにお願いします。
食事や水分の摂取については、通常通りで構いませんが、体調に変化がないかよく様子を見てあげてください。
通常通りのお散歩は問題ありませんが、走ったり長時間の散歩は避けるようにしましょう。
「どの程度なら大丈夫なの?」と不安な方は遠慮なく当院までご相談くださいね。
ワクチン接種後にみられる症状
ワクチン接種後(狂犬病ワクチン、混合ワクチン等)に以下の症状がみられることがありますが、これらは通常1~2日以内に自然に治まることが多いです。
接種部位の腫れや痛み
軽い元気消失、食欲低下
微熱(普段より少し体温が高い)
こんな症状があれば、すぐに動物病院へ連れてきてください
ワクチン接種後に以下のような症状がみられた場合は、すぐに動物病院へご連絡いただき連れてきてください。命の危機があるような症状ですので、迷わずに動物病院へ連れていくようにお願いします。
夜間であっても、翌朝まで待たずにすぐに夜間病院へいくようにしてください。
元気が全くない、ぐったりしている
嘔吐や下痢が続く
呼吸が苦しそう
顔が腫れる、じんましんが出る
ワクチン接種後にアレルギー反応(アナフィラキシー)が起こることがあります。異変を感じたら迷わずご相談ください。

狂犬病ワクチンと混合ワクチンの接種時期について
狂犬病ワクチンと混合ワクチンを同時接種することは出来ません。必ず一定期間を空けて接種するようにお願いします。
(先)混合ワクチン→(後)狂犬病ワクチン:1か月以上の間隔をあけてください
(先)狂犬病ワクチン→(後)混合ワクチン:1週間(7日)以上の間隔をあけてください
厚生労働省「狂犬病集合予防注射実施のためのガイドライン」より
近隣の行政の対応について
三鷹アニウェル動物病院には、多くの地域のお住いの方々がお越しになられておりますが、行政によって窓口や対応方法は異なります。
それぞれの行政のホームページ等をご確認いただき対応いただきますようお願いいたします。
また、狂犬病予防法では、犬には「鑑札(登録時)」と「注射済票(接種ごと)」の装着が義務付けられています。普段は、首輪に付けておくことが推奨されています。
・武蔵野市「狂犬病の予防接種について」
https://www.city.musashino.lg.jp/kurashi_tetsuzuki/pet/1005116.html
・三鷹市「犬を飼っているかたに必要な手続き」
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/000/000751.html
・小金井市「犬を飼い始めたら(飼い犬の登録と狂犬病予防注射について)」
https://www.city.koganei.lg.jp/smph/kurashi/448/chikuken.html
・調布市「飼い犬の登録と狂犬病予防注射」
https://www.city.chofu.lg.jp/070010/p039009.html
・西東京市「狂犬病予防注射済票交付・再交付申請書」
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/sinseisyo/itiran/kaiinu/kohu.html
・狛江市「飼い犬の登録と狂犬病予防注射済票の交付」
https://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/41,114490,314,html
当院での狂犬病ワクチン接種について
三鷹アニウェル動物病院では、動物たちだけでなく、人間の健康と安心・安全にむけて、適切な狂犬病ワクチン接種、混合ワクチン接種のご案内をしております。
アレルギー症状が起こった場合に適切な対応・処置をさせていただくためにも、ワクチン接種の時間は午前中を推奨しております。午後の場合でも可能な限り17時までの接種をお願いしております。
なお、当日も診断のうえ、ワクチン接種が可能かを判断させていただきますが、動物達の体調の良い日にご来院いただくようお願いします。
また、ワクチンの種類によっては、接種間隔を1か月空ける必要がありますので、事前に当院までご相談ください。


