こんにちは!三鷹・武蔵境・小金井・調布エリアで診察を行う、三鷹アニウェル動物病院です。今日のコラムは、愛猫の『ボディコンディションスコア』と呼ばれる指標についてです。愛猫の健康のためには、私たち人間と同じように痩せすぎも太りすぎもよくありません。適正な体型を保つために、家庭でも判断できる体型の目安について解説していきます。【関連コラム】体重は健康のバロメーター ~愛犬・愛猫の適正体重は?~おうちで出来る!愛犬・愛猫の10の健康チェック愛犬・愛猫がごはんを食べてくれない!食欲不振の原因と対処法はじめに愛猫に健康で長生きしてもらうためにも、適切な体型を維持することはとても重要です。愛猫が痩せているのか?適切なのか?太りすぎているのか?皆さんは自信をもって回答できますか?猫種毎の標準体重などはあくまで“目安”でしかなく、体型や骨格の大きさもその子によって全く異なるもの。特に引き取った子は、猫種を判断すること自体が難しく、より標準体重が分かりづらいものです。そこで、まずは体型から愛猫が肥満になっていないか、 痩せすぎていないかどうかを判断する「ボディ・コンディション・スコア(BCS)」という評価方法で体型をチェックするのがおすすめです。ボディコンディションスコア(BCS)とは?BCSとは、見た目と触れた状態から、犬や猫の体型を9段階または5段階で評価するものです。特に、脂肪の付き具合を判断するのに役立ちます。動物病院でも、犬や猫の体型を評価するのに、このBCSを活用します。BCSを目安としながら、その子の理想の適正体重がどのくらいなのかは、ぜひ動物病院で獣医師とご相談されることをおすすめします。ボディコンディションスコアと体型環境省が公表しているボディコンディションスコアについての解説を参考に、基準について解説していきます。(参照)ボディコンディションスコア(BCS)/環境省基準について、各部位と体型について解説していきます。今回は、5段階評価でのBCSについてです。犬・猫ともに、理想とする体型は「3:理想体重」になります。以下の3つ箇所で評価していきます。肋骨骨格体型猫のボディコンディションスコア【資料提供:日本ヒルズ・コルゲート株式会社】BCS1:削細2:体重不足3:理想体重4:体重過剰5:肥満(目安の体脂肪)5%以下6~14%15~24%25~34%35%以上肋骨脂肪に覆われず、容易に触ることができるごく薄い脂肪に覆われ、容易に触ることができるわずかな脂肪に覆われ、触ることができる脂肪に覆われ、触ることは難しい厚い脂肪に覆われ、触ることは非常に難しい骨格容易に触ることができる容易に触ることができるなだらかな隆起を感じられるやや厚い脂肪に覆われている厚く弾力のある脂肪に覆われている体型横からみると腹部のへこみは深く、上からみると極端な砂時計型をしている腰にくびれがある腹部はごく薄い脂肪に覆われ、腰に適度なくびれがある腹部は丸みを帯びやや厚い脂肪に覆われ、腰のくびれはほとんどない非常に厚い脂肪に覆われ、腰にくびれはない覚えておきたい愛猫の体重の目安1歳時の体重を覚えておく: 多くの猫は、生後1年ほどで成猫の体になります。この時期の体重を覚えておくと、その子の適正体重の目安になります。体重の増減は「%」で考える: たとえば、体重3kgの猫が0.5kg太った場合、体重の増加率は約17%にもなります。これは人間でいえば、体重50kgの人が約8.5kg太ったのと同じくらいの変化です。小さな変化でも、その子にとっては大きな負担になることを知っておきましょう。おわりに愛猫の体重は、健康状態を映し出す鏡です。日頃から彼らの小さな変化に気づき、適切な体重管理を心がけることで、いつまでも元気で一緒に過ごせる時間が長くなります。あなたの家族が健やかに毎日を過ごせるよう、まずは我が子の適正体重を確認してみるところからはじめてみませんか?三鷹アニウェル動物病院について三鷹市や武蔵野市、調布市、小金井市、西東京市を中心に多くの患者様よりご相談をいただいております。犬や猫、うさぎ、ハリネズミ、ハムスター等の幅広い動物さん達を診療しておりますので、何かご不安なことがあれば遠慮なくご連絡くださいませ。大切な家族の小さなサインに早期に気づくことが何よりも重要です。1日でも長く、健康で幸せな暮らしを過ごすために、年に1回以上の健康診断を行うことを推奨しています。(参考)当院でのワクチン接種・定期健診について