三鷹アニウェル動物病院では、犬・猫・うさぎ・ハムスター・ハリネズミ等の様々な種類の動物たちの治療と健康維持のために、最新の医療機器を揃えております。当院では、「総合診療」を大切にしております。特定の症状や病気にとらわれず、動物たちが見せるさまざまな不調や違和感に対して、広い視点から丁寧に向き合うための動物病院づくりについて紹介させていただきます。エコー(超音波検査機器)エコー検査は、体の内部の臓器の状態を画像で確認できる検査です。人間の耳には聞こえない非常に高い周波数を持つ音波(超音波)を体に向けて送信し、はね返ってくる反射波を画像化して、体内の状態を調べます。視診や触診だけでは分からない体の異常を見つけることに役立ちます。主に、肝臓、胆嚢、腎臓、脾臓、膵臓などの腹部臓器、心臓、乳腺、甲状腺、血管などを調べることができます。腫瘍や炎症、血流の状態などを把握することができ、病気の早期発見に役立ちます。例えば、犬や猫、うさぎなどの動物たちの以下のような異変、不調で役立ちます。呼吸が苦しそう、息があがっている咳をしている食欲がない、どこか元気がないダイエットをしていないのに痩せてきている嘔吐を繰り返しているエックス線検査機器エックス線検査では、体の内部の様子を画像として映し出し、骨折、肺炎、肺がん、心臓の異常、腫瘍、消化器系の病気など、様々な状態を調べることができます。特に、骨の異常、肺の病気、心臓の病気、消化器系の病気などを発見するのに役立ちます。歩き方がおかしいどこか動きがいつもと違う、違和感がある関節や腰を痛そうにしている食欲がない、どこか元気ない咳をよくしている呼吸が苦しそう手持ち眼圧計犬や猫等の動物たちは、目の見え方や違和感を言葉にして伝えることができません。飼い主さんたちが犬や猫の目の異常に気が付くころには、病気が進行してしまっている可能性が高いです。早期に目の異常を察知するための検査機器が眼圧計です。例えば、「緑内障」という病気には、根本的な予防策がないと言われており、完治が難しい病気です。しかし、早期発見・早期治療により、進行を遅らせることができます。定期的な健康診断を行うことが重要ですし、以下のような症状が見つかりましたらすぐに動物病院へ連れて行くようにお願いします。目が赤い目をこすっている、痒そうな素振りがある左右の目の大きさが違う(関連コラム)「緑内障」にご注意を!【先天的に緑内障になりやすい犬種】柴犬、シーズー、コッカー・スパニエル、パグ、マルチーズ等ICU(集中治療室)温度や湿度、酸素濃度を保つことが出来る機器です。風量や換気も安定的にコントロールすることができます。手術前後の動物たちや高齢な子が動物病院内で、安定的に治療するために必須な医療機器です。動物病院選びで大切なこと疾患・部位によって専門医・専門病院がはっきりしている人間の病院とは違い、動物病院はその動物病院が診察できる動物の種類や対応できる疾患の差が非常に大きいのが実態です。飼い主さんが医療機器について全てを把握するのは難しいかもしれませんが、医療機器の充実さ(種類や機器の新しさ)は、ある程度その動物病院の診察レベルを図る上での指標となります。動物病院選びの一つの参考にしていただけたらと思います。<機器設置でサポートいただいたパートナー企業>ムナテックス株式会社 様https://munatex.com/example/7314/