こんにちは。三鷹・武蔵境・小金井・調布・西東京エリアを中心に診察を行う、三鷹アニウェル動物病院です。今回のテーマは『犬や猫の睡眠時間』についてです。愛犬や愛猫が眠る姿を見て、「ずっと寝ているけど普通なの?」「最近、睡眠時間が短くなった?/長くなった?」と気になったことはありませんか?犬や猫の睡眠時間は人間よりもずっと長く、さらに年齢によって大きく変化します。今回は、ライフステージごとの理想的な睡眠時間と、気をつけるべきサインについて解説します。1. パピー・子猫期(〜1歳頃)【理想の睡眠時間:18〜20時間以上】まさに「寝る子は育つ」の時期です。子犬や子猫は一日のほとんどを寝て過ごしています。はじめて、愛犬・愛猫を迎い入れた方は、心配になってしまうかもしれませんが、日中も寝ているのが正常な状態です。特徴:起きている間はエネルギー全開で遊びますが、電池が切れたように突然コテッと寝てしまいます。アドバイス:この時期の睡眠は、体の成長や脳の発達に不可欠です。寝ている時は無理に起こさず、「静かに寝かせておくルール」を家族で作りましょう。2. 成犬・成猫期(1歳〜7歳頃)【理想の睡眠時間:12〜15時間】1歳を迎えると、成犬・成猫になります。子犬・子猫だった頃に比べると、徐々に睡眠時間は短くなります。それでも、人間と比べるとその睡眠時間はかなり長いですが、これには理由があります。特徴:野生時代の名残で、彼らの睡眠の多くは浅い眠り(レム睡眠)です。いつでも敵の襲撃に備えられるよう、「半分起きて、半分寝ている」状態が多いため、合計時間が長くなります。アドバイス:睡眠時間が極端に短い場合は、ストレスや環境の騒音が原因かもしれません。安心して深く眠れる「自分だけの居場所」があるか見直してみましょう。3. シニア期(7歳〜)【理想の睡眠時間:18時間以上】シニア期になると、また睡眠時間が長くなります。それは、年齢を重ねるにつれ、代謝が落ち、体力の回復に時間がかかるためです。もしかすると、体調を崩して寝込んでいる場合もあります。よく観察をして、体調が悪いのかどうかをしっかりと見極めてあげてください。特徴:1日のほとんどを寝て過ごすようになります。「呼んでもなかなか起きない」といった変化も見られます。アドバイス:寝ている時間が増えるのは自然なことですが、ただ寝ているのか、体調が悪いのか、体が痛くて動きたくないのかを見極めるのが重要です。ここをチェック!受診をすすめるサイン犬や猫の睡眠時間は個体差が大きいものですが、「いつもと違う変化」は病気のサインであることがあります。しっかりと観察をして、異常がないかや以前と比べて変化がないかを見てあげてください。ここでは、受診を考えるかどうかの基準となるサインの一例をご紹介いたします。急に睡眠時間が「増えた」甲状腺機能低下症:代謝が落ち、元気がなくなって寝てばかりになることがあります。関節の痛み:動くのが辛いために、横になっている時間が長くなっているかもしれません。心疾患:疲れやすくなり、活動量が減ることで睡眠が増えたように見えます。急に睡眠時間が「減った・眠れない」認知症(シニア犬):昼夜逆転が起き、夜中に歩き回ったり吠えたりするようになります。甲状腺機能亢進症(猫):活発になりすぎて、あまり寝ずに動き回ることがあります。皮膚のかゆみ:かゆみが原因で、安眠できていないケースがあります。腎障害や膀胱炎:排尿の量や回数が増えると夜中に起きてしまうことがあります。睡眠時の呼吸回数が増えた、呼吸が早い病気の犬や猫では睡眠時(安静時)の呼吸回数が増えることがあります。安静時呼吸数が1分間に40回を超える場合は注意が必要です。ぜひご自宅で愛犬・愛猫の睡眠時(安静時)の呼吸回数を数えてみてください。(関連コラム)おうちで出来る!愛犬・愛猫の10の健康チェック愛犬・愛猫の呼吸数を測ってみましょうさいごに犬や猫にとっても、睡眠は心身の健康を支える大切な時間です。「最近、寝相が変わったな」「寝ている時の呼吸が速い気がする」といった飼い主さんの「直感」は、早期発見の大きな鍵になります。ちょっとした変化でも、健康診断のついでにぜひお気軽にご相談くださいね。三鷹アニウェル動物病院について三鷹アニウェル動物病院は、三鷹市井口を拠点に日々の診療を行っております。三鷹市・武蔵野市・小金井市・西東京市・調布市など、幅広い地域の方々にお越しいただいております。「なんとなく元気がない」「いくつか気になる症状があるけれど、どこに相談したらいいかわからない」そんなときこそ、見逃されがちな小さなサインをていねいにくみ取りながら、その子にとって最もふさわしい方法を、一緒に考えていきます。当院では、犬・猫・うさぎ・ハムスター・ハリネズミなど、幅広く診療を行っております。総合診療を提供しており、内科や皮膚科、整形、眼科、腫瘍、歯・口腔、耳鼻科、泌尿器、呼吸器・循環器、消化器など幅広く対応しております。予防接種やフィラリア症予防、避妊・去勢手術などもお任せください。診療だけでなく、犬や猫、うさぎ等と暮らす上での行動や接し方などについても、多くご相談いただいております。休診日を設けておらず、日曜・祝日も19時まで診療を行っております。どの曜日でも診療をお受けいただけますので、ご安心いただけたらと思います。アクセスについて電車でお越しの方JR中央線「武蔵境駅」、西武多摩川線「新小金井駅」が最寄り駅となります。お車でお越しの方動物病院の前に、専用駐車場(無料)あり満車の場合は、近隣のコインパーキングをご利用ください(1時間分の駐車料金を弊社にて負担いたします)【提携パーキング】・三井のリパークブックオフ武蔵境連雀通り店・SANパーク三鷹井口1すぐそばにバス停もございますので、各駅からのバスアクセスも可能です。詳細は、HPよりご確認ください。交通アクセスについて