こんにちは。三鷹・武蔵境・小金井・調布・西東京エリアを中心に診察を行う、三鷹アニウェル動物病院です。「うちの子、あまり水を飲まないけれど大丈夫かしら?」そんな不安を感じたことはありませんか?ワンちゃん・ネコちゃんにとって、水分補給は健康管理の基本です。春になり暖かくなると、犬も猫も活動量が増えてきます。また、家の中でも直射日光が当たる場所はかなり高温になることもあります。(冬もまた、活動量が減ることで犬も猫も自発的に水分補給をすることが減り、知らず知らずのうちに脱水症状になる危険性があるので、要注意です)以前のコラム「大切なサインを見逃さないで!愛犬・愛猫の飲水量チェック」では、なぜ飲水量が重要なのか、その基準についてお伝えしました。今回はそこからさらに今日から家庭ですぐに試せる「飲水量を増やすアイデア」をより詳しくまとめました。前回のコラムとあわせて読むことで、より確実な健康ケアに繋がります。(参考コラム)大切なサインを見逃さないで!愛犬・愛猫の飲水量チェック 【猫ちゃん編】習性を理解して「場所」と「水流」を工夫猫は非常にデリケートな動物で、イエネコの祖先は「流れている新鮮な水」を好んで飲んでいました。 猫ちゃんに飲水を促すための工夫として、以下のようなことがあげられます。水飲み場は「飼育頭数+1」で用意する「行けば必ずある」状態が理想です。お気に入りの場所と、いつもと違う場所の両方に置いてみましょう。ヒゲが当たらない工夫を敏感なヒゲが器の縁に当たると、それを嫌がって水を飲まなくなる子がいます。広口で浅めの器に変えるだけで解決することもあります。「流れる水」を再現する自動給水器(噴水タイプ)を導入したり、蛇口から少しずつ水を出してあげたりすると、興味を持って飲んでくれることが多いです。ウェットフードを「ちょい足し」 ドライフードとは別に「ウェットフードを大さじ1杯トッピング」したり、「パウチのスープだけを混ぜる」だけでも大きな差が出ます。ウェットフードにさらに少量のぬるま湯を混ぜて「スープ仕立て」にすると、より効率よく水分を摂らせることができます。「自動給水器」を使う際の注意点最近は自動給水器を利用するご家庭も増えてきておりますが、衛生面では注意が必要です。手入れが必要をしないと、かえって猫や犬の健康に害を与えてしまいますので、以下のような点をご注意ください。こまめな洗浄フィルターがあってもヌメリ(細菌)は発生します。取扱説明書に従い、ポンプまでしっかり分解洗浄しましょう。フィルター交換期限を過ぎたフィルターは雑菌の温床です。メーカー推奨の交換時期を必ず守りましょう。停電対策故障や停電に備え、陶器などの「普通の水皿」も一箇所併設しておくと安心です。【ワンちゃん編】「温度」と「味」を工夫犬は一度に多くの量を飲みますが、シニア犬や冬場は飲む量が落ちがちです。また、春は夏ほどは暑くないものの、20℃~25℃を超える日も多く、特に日中は熱中症に気をつける必要があります。以下のような工夫をして、愛犬の飲水量をしっかりと確保しましょう。「ぬるま湯」にしてみる人肌程度のぬるま湯(35℃前後)を好む子が意外と多いです。特に寒い季節には、体を冷やさないためにも効果的です。「おいしい水」をトッピングささみの茹で汁(塩分抜き)やペット用ミルク、ウェットフードを少量の水で溶いたものを混ぜてみましょう。味と香りで飲水意欲を高めます。ドライフードを「ふやかす」いつものごはんにぬるま湯をかけてふやかすだけで、食事と一緒に無理なく水分を摂れます。香りが立ち、食欲アップも期待できます。【共通】「食器の素材」を見直す実は「素材」を変えるだけで、愛猫・愛犬の飲水量が変わることがあります。以下のような工夫を意識してみてください。プラスチック製から陶器・ガラス製へプラスチックは細かな傷に雑菌が繁殖しやすく、独特のにおいが残ります。嗅覚の鋭い子はこのにおいを嫌がります。ステンレスの反射をチェック自分の姿が映り込んだり、金属特有のにおいを嫌がったりする子がいます。おすすめは「陶器」や「ガラス」においが移りにくく、重さがあって安定するため、安心して飲むことができます。どんな水がいいの?「水道水」で大丈夫?日本の水道水は「軟水」であり、品質管理もしっかりしているため、ワンちゃん・ネコちゃんにそのまま与えても全く問題ありません。むしろ、愛犬・愛猫のためを思って用意したミネラルウォーターが、実は体に良くない事もあるのでご注意ください。水道水(軟水)がおすすめ日本の水道水はミネラル含有量が少ない「軟水」です。尿石症のリスクが低く、ワンちゃん・ネコちゃんの体に最も適しています。「硬水」のミネラルウォーターは避けて海外産の硬水などに含まれる豊富なマグネシウムやカルシウムは、結石の原因になることがあります。与える場合は必ず「軟水」と記載があるものを選びましょう。注意:こんな時は病院へ!逆に「急に水を飲む量が異常に増えた(多飲多尿)」場合は注意が必要です。糖尿病、腎疾患などの病気が隠れているサインかもしれません。「いつもよりおしっこの量が多い」「何度も水を飲みに行く」と感じたら、当院までお気軽にご相談ください。三鷹アニウェル動物病院について三鷹アニウェル動物病院は、三鷹市井口を拠点に日々の診療を行っております。三鷹市・武蔵野市・小金井市・西東京市・調布市など、幅広い地域の方々にお越しいただいております。「なんとなく元気がない」「いくつか気になる症状があるけれど、どこに相談したらいいかわからない」そんなときこそ、見逃されがちな小さなサインをていねいにくみ取りながら、その子にとって最もふさわしい方法を、一緒に考えていきます。犬・猫・うさぎ・ハムスター・ハリネズミなど、幅広く診療を行っております。総合診療を提供しており、内科や皮膚科、整形、眼科、腫瘍、歯・口腔、耳鼻科、泌尿器、呼吸器・循環器、消化器など幅広く対応しております。予防接種やフィラリア症予防、避妊・去勢手術などもお任せください。診療だけでなく、犬や猫、うさぎ等と暮らす上での行動や接し方などについても、多くご相談いただいております。休診日を設けておらず、どの曜日でも診療をお受けいただけますので、ご安心いただけたらと思います。アクセスについて電車でお越しの方JR中央線「武蔵境駅」、西武多摩川線「新小金井駅」が最寄り駅となります。お車でお越しの方動物病院の前に、専用駐車場(無料)あり満車の場合は、近隣のコインパーキングをご利用ください(1時間分の駐車料金を弊社にて負担いたします)【提携パーキング】・三井のリパークブックオフ武蔵境連雀通り店・SANパーク三鷹井口1すぐそばにバス停もございますので、各駅からのバスアクセスも可能です。詳細は、HPよりご確認ください。交通アクセスについて