こんにちは!三鷹・武蔵境・新小金井・調布エリアで診察を行う、三鷹アニウェル動物病院です。愛犬・愛猫の日頃からの健康チェックはとっても大切です。ケガや病気の早期発見につながり、愛するペット達の健康を守ることに繋がります。ご自宅で出来るボディチェックの習慣をつけて、小さな変化にも気づいてあげましょう。今日のコラムは、『おしっこの色や量』についてです。おしっこでわかる健康のヒントについてお話しします。犬や猫が毎日するおしっこは、身体の異変が出やすいと言えます。色や量、ニオイなどの異変にすぐに気が付けるように普段から意識しましょう。(ご参考)おうちで出来る!愛犬・愛猫の10の健康チェックはじめに「うちの子のおしっこ、いつもと違うかも?」トイレ掃除のとき、そんなふうに感じたことはありませんか?実は、おしっこは犬や猫の健康状態を映し出す鏡。色や量、ニオイなどを注意深く観察することで、体のSOSサインに気づくことができます。正常な尿の色と量を知っておこう愛犬や愛猫のおしっこの色や量が適切なのかを皆さんは知っていますか?排尿について、日頃から当たり前の行動であるが故、以外と知識を獲得する機会は少ないかもしれません。色や量については、個体差や生活習慣によって異なりますが、概ね以下の通りだと考えていただけたらと思います。正常な尿の色食事と排尿のタイミング、飲水量によっても差は出ますが、以下の色が正常な尿の色と言えます。薄い黄色~黄色ほぼ透明正常な尿の量飲水量と同様、体重や季節、活動量によって異なりますが、一般的に1日あたり体重1kgにつき20~45ml程度が目安です。体重5kgの犬なら、1日に100〜225ml体重3kgの猫なら、1日に60〜135mlこんなおしっこは要注意!日頃からよく観察して、いつもと違うと感じたときは、病気のサインかもしれません。尿の色がおかしい赤っぽい・ピンク色:血尿の可能性があります。膀胱炎、尿路結石、腎臓病、腫瘍などが考えられます。茶色・濃いオレンジ色:溶血(赤血球が壊れること)や、黄疸のサインかもしれません。肝臓や胆のうの病気、中毒などが疑われます。キラキラした尿:結晶尿の可能性があります。白く濁っている尿:膀胱炎の可能性があります。細菌や膿が混ざっている場合もあります。色の薄い尿:多飲多尿の症状が出る病気の可能性があります。尿の量がおかしい量が多すぎる(多尿):多飲多尿は、糖尿病、慢性腎臓病、甲状腺機能亢進症などの代表的な症状です。量が少ない・全く出ない(乏尿・無尿):尿路閉塞(尿道に結石などが詰まること)の可能性があります。特にオス猫に多く見られ、命にかかわる緊急事態です。すぐに動物病院を受診してください。急性腎不全の可能性があります。尿を生成する能力が低下するため、尿量が著しく減るか、全く出なくなります。重度の脱水: 飲水不足や下痢・嘔吐などにより、体が重度の脱水状態になると、尿量が減少します。前立腺肥大(未去勢のオス犬): 肥大した前立腺が尿道を圧迫し、尿の出が悪くなることがあります。膀胱破裂: 尿道閉塞を放置するなどして膀胱に過度に尿が溜まった結果、膀胱が破裂することがあります。これは非常に危険な状態で、緊急手術が必要です。健康チェックのポイントと工夫トイレの回数を数える:トイレの回数が急に増えたり減ったりしていませんか?システムトイレのシートの色をチェック:毎日シートを確認する習慣をつけましょう。猫の砂は色付きを避ける:尿の色がわかりにくくなるため、白い猫砂がおすすめです。トイレはいつもきれいに:トイレが汚れていると別の場所で排泄したり、我慢したりすることがあります。最後におしっこは、言葉を話せない愛犬・愛猫からの大切なメッセージです。「おかしいな」と感じたら、一人で悩まず、お気軽にご相談ください。早めに気づいてあげることで、病気の早期治療につながります。三鷹アニウェル動物病院について三鷹市や武蔵野市、調布市、小金井市、西東京市を中心に多くの患者様よりご相談をいただいております。犬や猫、うさぎ、ハリネズミ、ハムスター等の幅広い動物さん達を診療しておりますので、何かご不安なことがあれば遠慮なくご連絡くださいませ。また、人間と同様、中年期(小型犬・中型犬・猫で6歳位~、大型犬で5歳位~)からは栄養の代謝が低下してくると共に、心臓病・腎臓病・肺・気管などの呼吸器疾患、腫瘍などの疾患にもかかりやすくなってきます。小さなサインに早期に気づくことが何よりも重要です。1日でも長く、健康で幸せな暮らしを過ごすために、年に1回以上の健康診断を行うことを推奨しています。(参考)当院でのワクチン接種・定期健診について