こんにちは!三鷹・武蔵境・小金井・調布エリアで診察を行う、三鷹アニウェル動物病院です。今日のコラムは、『猫の耳のケア』についてです。猫ちゃんの耳の病気・トラブルは様々です。三鷹アニウェル動物病院にも多くの猫ちゃんがいらっしゃいますが、外耳炎・中耳炎・内耳炎・耳血腫・耳疥癬(みみかいせん)・耳腫瘍など、疾患の種類は多岐に渡ります。大切な愛猫の耳の健康を守るために、日頃からの耳のチェックとケアがとても大切です。定期的な耳のケアを行うことで、愛犬の耳の状態への関心も高まり、何か異変があった際にもすぐに気が付けます。しかし、必要以上に高頻度で耳掃除を行うことや、誤った方法で行うと耳の中を傷つけてしまい、かえって炎症を起こす可能性もありますので注意が必要です。【関連コラム】犬や猫の耳の病気についてはじめに猫にとっての耳は、周囲の動きをキャッチして敵や獲物の存在を把握する重要な器官であり、人間よりもずっと優れた聴覚を持っているとされます。それ故に、猫は基本的に耳を触られることを嫌う生き物です。それでも、定期的に耳の状態をチェックすることは、愛猫の耳の疾患・トラブルを防ぐことや早期発見につながりますので、ぜひ習慣にしていただけたらと思います。猫の耳掃除はそもそも必要?基本的に、猫の耳には自ら汚れや耳垢を外へ輩出する「自浄作用」があり、耳掃除を頻繁にする必要はないものと考えられています。定期的に耳の中・外の状態をチェックして、見える範囲で優しく吹いてあげる程度で十分です。汚れていない状態での頻繁な耳掃除はデリケートな猫ちゃんの耳を傷つけてしまうリスクがあるのでご注意ください。耳掃除が必要な猫種は?猫の耳は外耳道がL字型に折れ曲がっており、また通気も悪いという特徴があります。しかし、前述のとおり、基本的には自浄作用で耳の中の汚れ・耳垢は排出されますので、小まめな耳掃除は必要ありません。但し、垂れ耳の猫種とカール耳の猫種は、耳のトラブルが多い傾向にありますので、より注意が必要です。【注意が必要な猫種】スコティッシュフォールドアメリカンカールハイランダーキンカロー猫の耳のケアの方法についてまずは、重要なのは、耳掃除よりも「耳の状態の定期チェック」です。1週間に1度は耳の状態を確認し、汚れが目立つときだけ耳掃除をしましょう。こんな状態のときは、すぐに動物病院へ相談しましょう定期的に耳の状態をチェックすることで、愛猫の体調の変化に早く気が付いてあげることが出来ます。汚れが以前よりも目立つようになったり、臭いがきつかったり、頻繁に掻く等の場合は、何か耳の疾患・トラブルを抱えている可能性があるので、すぐに動物病院へ相談しましょう。【こんな様子がみられる場合は要注意】黒い耳垢が目立つ耳垢の量が増えた耳の中や周辺の皮膚が赤い皮膚が腫れている臭いが気になる耳からドロッとした膿が出ている耳を痒そうにする、ひっかいている頭をよく振るなど耳掃除、ケアのやり方について猫の耳の中はとってもデリケートです。強くこすったり、奥まで拭こうとすることは注意が必要です。綿棒を使用しての耳掃除は、炎症を引き起こしたり、抱えている疾患・トラブルを悪化されてしまう可能性があるのでNGです。専用の洗浄液を使った耳洗浄の方法もありますが、猫の場合は斜頸やふらつきが出る場合がありますので、家庭では行わないようにしましょう。優しく拭き取る程度で十分汚れが見える場合は、湿らせた柔らかいコットンやガーゼ、耳掃除専用のシートなどを使って優しく拭き取るようにしましょう。あくまで見える範囲を優しく拭き取る程度で大丈夫です。猫の耳の状態が気になるときは、動物病院へ相談しましょう愛猫の耳の様子がいつもと違う、違和感を感じるときはすぐに動物病院へ相談するようにしましょう。また、無理な耳のケアは愛猫の負担となり、場合によっては疾患やトラブルを悪化させてしまいます。家庭でケアが難しい場合、定期的に動物病院でのケアを任せてしまうのも一つの手です。三鷹アニウェル動物病院について三鷹市や武蔵野市、調布市、小金井市、西東京市を中心に多くの患者様よりご相談をいただいております。犬や猫、うさぎ、ハリネズミ、ハムスター等の幅広い動物さん達を診療しておりますので、何かご不安なことがあれば遠慮なくご連絡くださいませ。耳の疾患に限らず、大切な家族の小さなサインに早期に気づくことが何よりも重要です。1日でも長く、健康で幸せな暮らしを過ごすために、年に1回以上の健康診断を行うことを推奨しています。