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コラム

Column

犬・猫の健康のために! 「正しい爪切り」の重要性と方法 

こんにちは。

三鷹・武蔵境・小金井・調布・西東京エリアを中心に診察を行う、三鷹アニウェル動物病院です。

今回のテーマは、『犬と猫の爪切り』についてです。

爪切りは、犬猫の健康と安全を守るために欠かせない大切なケアです。

しかし、「どこまで切ればいいの?」「嫌がって困る」と悩んでいる飼い主様も多いのではないでしょうか。今回は、爪切りの重要性、適切な頻度、そしてご自宅で安全に行うためのポイントをご紹介します。

 爪切りをしないとどうなる?

犬や猫にとって、爪は重要な役割を果たします。

それでは、大切なケアである爪切りを行わない場合、犬や猫にどんな影響が出てしまうのかを解説します。

犬の場合

わんちゃんの場合、爪切りを行わないことで、以下のような影響が出てしまいます。

  • 巻き爪による炎症や痛み
    伸びた爪が肉球に食い込み、痛みや炎症を引き起こすことがあります。特に狼爪(ろうそう)は地面に接しないため、切らずにいるとUの字に巻いていきやすいです。

  • 歩行への影響と関節の負担
    爪が長すぎると、地面に爪が当たって指が持ち上がり、不自然な歩き方になります。これが続くと、関節や骨格に負担がかかり、将来的な病気につながる可能性があります。

  • 滑りやすくなる
    フローリングなどで爪が滑り、転倒や怪我の原因になります。

  • 爪が折れたり、根元から取れたりする

    爪が伸びすぎると、散歩中にアスファルトと擦れたり、カーペットなどの隙間に引っかかったりして、折れたり根元から抜けてしまうことがあります。

猫の場合

猫ちゃんの場合、爪切りを行わないことで、以下のような影響が出てしまいます。

  • 引っかき傷の増加
    爪が鋭利になりすぎて、人や他のペット、家具を傷つける原因になります。

  • 爪とぎではケアできない部分が肉球に刺さる
    普段の爪とぎは外側の古い層を剥がすための行動であり、伸びた爪の長さを調整するものではありません。特に高齢の猫では爪とぎの回数が減り、爪が厚く伸びすぎて肉球に刺さることがあります。

適切な爪切りの頻度とタイミング

次に、犬と猫の「爪切りの適切な頻度とタイミング」について解説していきます。

犬の場合

わんちゃんは、一般的に『2〜4週間に一度』が目安です。

散歩などでアスファルトの地面をよく歩く犬は自然に爪が削られやすいですが、室内飼いの犬や運動量が少ない犬は、より頻繁なケアが必要です。

切る長さの目安

  • 血管や神経が通っている手前まで切ります。

  • 白い爪の場合はクイック(爪の中に通っている神経と血管)が透けて見えますが、黒い爪の場合は判断が難しいため、少しずつ慎重に切るか、獣医師や動物看護師、トリマー等のプロに任せましょう。

猫の場合

猫の爪は定期的に古い層が剥がれるため、犬ほど頻繁でなくても大丈夫ですが、『2〜4週間に一度』伸び具合をチェックして鋭利になっている部分をカットしましょう。

切る長さの目安

  • 爪の先端の透明な部分、または細くなっている部分のみをカットします。
    ねこちゃんの場合は爪がピンク色のため、犬に比べるとカットする部分が見やすいです。

犬と猫の爪切りの仕方について

犬や猫の爪切りの仕方について、解説していきます。

大切な愛犬や愛猫がケガをしないためにも、適切な器具を準備し、適切な方法で行いましょう。

爪切りに必要な道具

爪切りに必要な道具は以下のとおりです。

  • 爪切り(動物用)

  • 爪やすり 

  • 止血剤

爪切りの器具は、必ず動物用のものを用意してください。

爪切りにも色々な種類がありますが、先端の穴に爪先を入れて切るギロチンタイプのものは、切るときにあまり力が要らず安定感もあるので使いやすいです。

必須ではありませんが、可能な限り爪やすりも用意しましょう。

また、出血してしまったときに備えて止血剤を用意しておけると安心です

ガーゼやコットンでしばらくおさえておいても止血は可能ですが、止血剤を使えばすぐに出血を止めることができます。

爪切りの方法

①体を動かさないようにおさえる(保定する)

お家で爪切りをする場合は、可能であれば二人以上で行う事がおすすめです。

手伝ってくれる人がいる場合は、犬・猫を抱っこしてもらうか、おすわりをさせて後ろに下がらないよう背中をおさえてもらいましょう。

爪を切る人は、犬猫の正面に座ります。

一人で切る場合は、高さのある台の上で行うのもおすすめです。しかし、転落の危険もあるため、絶対に目と手を離さないようにすることが重要です。犬猫を立たせた状態で脇で体全体をはさんでおさえるように保定します。

②爪を露出させる

周りの毛を一緒に切ってしまわないように、毛をかき分けて、肉球を押して爪を露出させます。切る爪を決めたら動かないようにしっかり握りましょう。

 ③少しずつ爪を切る

はじめは先端の尖った部分だけを切って、爪切りの感覚を覚えましょう。

慣れてきたら角を落としながら、少しずつ短く切っていきます。

 ※爪が白い子は外側から赤い血管が透けて見えるので、血管に到達する手前で切るのをやめましょう。

※黒い爪の子は血管が見えないので難しいですが、切っていくと爪の断面に灰色の湿っぽい部分があらわれます。これが見えたら血管が近いので、それ以上は切らないようにしましょう。

 ④やすりで爪を整える

最後に断面をやすりで削ってあげると、ツルツルの滑らかな爪に仕上がります。

やすりは必ず必要なわけではありませんが、皮膚の弱い子や毛の薄い子は、体をかくときに爪で皮膚を傷つけてしまうこともあるので、できるだけ断面を滑らかにしてあげられると良いですね。

ご自宅での爪切りのコツ

  • リラックスできる環境で静かで落ち着いた場所を選び、声をかけながら行います

  • 少しずつ慣らすこともおすすめです。一度に全肢の爪を切ろうとせず、1日1本から数本ずつに分け、褒めながらおやつを与えて「爪切り=良いこと」と関連づけます

  • ご褒美を準備: 爪切りが終わった後は必ずご褒美を与え、成功体験を積み重ねましょう

嫌がる子への対処法とプロにお任せするメリット

爪切りを嫌がる子には、無理に行おうとするとトラウマになり、かえって難しくなってしまいます。

決して無理はせずに、動物病院やトリミング施設に任せてしまうことをおすすめします。

動物病院でのケア

「自宅で切るのが怖い」「間違って出血させてしまったことがある」「嫌がり方が激しい」といった場合は、無理をせず当院にご相談ください。

スタッフが安全かつ迅速に爪切りを行います。また、爪切り中に皮膚の状態や、爪の疾患の早期発見にもつながることがあります。

また、自宅で爪切りの仕方やコツのレクチャーをいたします。

大切な愛犬・愛猫の健康維持のため、定期的な爪切りを習慣づけましょう。 

さいごに

「爪切り」は、犬猫の健康と安全を守るために不可欠な重要なケアです。

犬・猫ともに『2〜4週間に一度』を目安に、爪切り・爪やすり・止血剤などの必要な道具を用意し、血管や神経を避けて少しずつ慎重に行いましょう。

ご自宅での対応が難しい場合や、安全・迅速なケアを希望される場合は、無理をせず当院にご相談ください。

定期的な爪切りを習慣づけ、ご不明な点や気になる症状があればいつでも当院にご相談ください。

三鷹アニウェル動物病院について

三鷹アニウェル動物病院は、三鷹市井口を拠点に日々の診療を行っております。

三鷹市・武蔵野市・小金井市・西東京市・調布市など、幅広い地域の方々にお越しいただいております。

「なんとなく元気がない」「いくつか気になる症状があるけれど、どこに相談したらいいかわからない」そんなときこそ、見逃されがちな小さなサインをていねいにくみ取りながら、その子にとって最もふさわしい方法を、一緒に考えていきます。

当院では、犬・猫・うさぎ・ハムスター・ハリネズミなど、幅広く診療を行っております。

総合診療を提供しており、内科や皮膚科、整形、眼科、腫瘍、歯・口腔、耳鼻科、泌尿器、呼吸器・循環器、消化器など幅広く対応しております。

予防接種やフィラリア症予防、避妊・去勢手術などもお任せください。

診療だけでなく、犬や猫、うさぎ等と暮らす上での行動や接し方などについても、多くご相談いただいております。

休診日を設けておらず、日曜・祝日も19時まで診療を行っております。どの曜日でも診療をお受けいただけますので、ご安心いただけたらと思います。

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JR中央線「武蔵境駅」、西武多摩川線「新小金井駅」が最寄り駅となります。

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  • 動物病院の前に、専用駐車場(無料)あり

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【提携パーキング】

・三井のリパークブックオフ武蔵境連雀通り店

・SANパーク三鷹井口1

すぐそばにバス停もございますので、各駅からのバスアクセスも可能です。

詳細は、HPよりご確認ください。

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