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コラム

Column

ただの癖じゃない?足先を舐めるのは「お肌のSOS」かも!? 

こんにちは。

三鷹・武蔵境・小金井・調布・西東京エリアを中心に診察を行う、三鷹アニウェル動物病院です。

今回のテーマは、実は多い『犬のお肌の悩み』についてです。

「うちの子、よく足をペロペロ舐めるんだけど、これってただの癖…?」 

愛犬がリラックスしているとき、熱心に前足を舐めている姿を見かける事があると思います。

「綺麗好きだな」「ただの癖かな?」と思って見過ごしてしまいがちですが、実はその仕草、犬からの切実なお肌のSOSかもしれません。

ここで一度、愛犬の足裏のチェックをしてみてください。 

「足裏の毛が、舐めて赤茶色っぽく変色していませんか?」

もし当てはまるなら、それはただの癖ではなく、皮膚トラブルのサインかもしれません。

おうちで簡単!足裏のセルフチェック 

まずは愛犬の足先の状態をチェックしてみましょう。

  • 同じ足をいつもペロペロ舐めている

  • 足先を触ると嫌がる・怒る

  • 足先・足裏の毛が赤茶色に変色している

  • 肉球の間が湿っている

  •  肉球の間から生乾きのようなニオイがする 

  •  肉球の間が赤く腫れている

症状が2つ以上当てはまる場合は、皮膚トラブルが起きている可能性があります。

「指間皮膚炎」ってどんな病気?

その名の通り、足の指の間や肉球(パッド裏)に炎症が起きてしまいます。

犬の足裏は、常に地面に直接触れて負担がかかる上に、構造的に熱や湿気がこもって非常に蒸れやすい部位です。

初期段階では、少し皮膚が赤くなっている程度の軽い症状のため、「ただの舐めすぎかな?」と見過ごされがちです。

しかし、背景にはアレルギーや感染症など様々な原因が隠れている可能性があります

「ただの癖だろう」と放っておくと、治療にも長い時間がかかってしまいます。

悪化すると皮膚が真っ赤にただれてしまい、強い痛みから歩行が困難になるだけでなく、長引く腫れによって肉球同士が癒着してしまう恐れもあります。

初期段階で原因を突き止め、対処してあげることが何よりも大切です。

なぜなるの?指間皮膚炎を引き起こす「原因」

指間皮膚炎の原因は一つとは限りません。

日常のケア、環境、そしてワンちゃんの体質や心が複雑に絡み合っています。

① アレルギー性皮膚炎

  • 食物アレルギー

  • アトピー性皮膚炎

  • 環境アレルゲン(花粉、ダニ、カビなど)

これらによって皮膚のバリア機能が低下すると、足先に強い赤みや痒みが出てきてしまい、舐めるきっかけを作ります。

② 舐めすぎによる感染(ストレス・湿気) 

お留守番が長くて退屈だったり、環境の変化によるストレス(心因性)から、気を紛らわせるために足を舐め始めてしまう子がいます。

 舐め壊してしまうと、唾液の「湿気」で細菌やマラセチア(真菌)が繁殖しやすくなります。

これが悪化要因となり、さらに痒みが激しくなるという悪循環に陥ります。

お散歩後に足が濡れたままになっている場合も同様に注意が必要です。

③ お散歩による刺激や異物 

夏場の熱いアスファルト、ゴツゴツした砂利道、茂みの中を歩く際の刺激や摩擦は、デリケートな足裏にとって想像以上の負荷となります。

指の隙間に植物の種や鋭いトゲがそのまま残ってしまうケースも少なくありません。

異物が奥深くまで入り込むと、皮膚の内部で化膿し、膿が溜まってしまう恐れもあります。

足元への刺激が増える季節は「散歩ルートの工夫」を心がけ、帰宅時には足の間に何かが挟まっていないか、チェックしてあげましょう。

指間炎を予防するために!おうちでできる3つのケア

指間炎の悪循環を未然に防ぐためには、日常のちょっとしたケアの見直しがとても効果的です。

1. お散歩後やシャンプー後は「乾かす」

足裏の「湿気」は菌の温床になります。

足を洗ったあとは、タオルで拭くだけでなく、指の間の水分までドライヤー(冷風または弱めの温風)でしっかり乾かしてあげることが予防になります。 

獣医師の判断により、その子の皮膚の状態に合わせた薬用シャンプーを使ってあげることも非常に効果的です。 

2. 退屈や不安を減らす「ストレスケア」

「心のサイン」で足を舐めてしまう子には、舐めること以外に意識を向けさせてあげましょう。

  • 知育玩具(おやつを詰めるおもちゃ)を使って、頭を使いながら時間をかけて遊ばせる

  • 雨で散歩に行けない日は、いつもより長めにスキンシップをする

など「足を舐めること以外に、夢中になれる時間」を作ってあげてください。

ワンちゃんの意識が足先から他の楽しみへと向くようになれば、自然と舐める回数を減らすことができます。 

ストレスが原因の場合、頭ごなしに「ダメ!」と叱ると、かえって不安から隠れて舐めてしまうこともあるため、優しく他の遊びに誘ってあげるのがコツです。

3. お散歩ルート選びと「帰宅後の指先チェック」

夏場の熱いアスファルトや、チクチクする草むらは足裏の刺激や異物混入の原因になります。

 なるべく土や柔らかい芝生のルートを選んだり、お散歩の時間帯を涼しい時間にずらす工夫をしてみましょう。

そして帰宅後は、足の裏を確認する習慣をつけるのがベストです。

🐾6月~8月限定「夏の皮膚と耳のケア診療」実施中!

当院では今月から、ワンちゃん・ネコちゃんが快適に夏を乗り切るための特別診療を行っています。

期間中は通常の診察料のみで、皮膚のチェックはもちろん、簡易カメラを使って普段は見えないお耳の奥まで一緒にご確認し、コンディション診断シートのプレゼントもご用意しております。

夏の耳と皮膚のケア診療

毎日の「足を舐める行動」が気になったら、それは治療やケアを見直すきっかけかもしれません。

炎症がひどくなって強い痛みが出る前に、まずは一度、当院までお気軽にご相談ください。大切な愛犬のお肌と健康を、一緒に守っていきましょう。

三鷹アニウェル動物病院について

三鷹アニウェル動物病院は、三鷹市井口を拠点に日々の診療を行っております。

三鷹市・武蔵野市・小金井市・西東京市・調布市など、幅広い地域の方々にお越しいただいております。

「なんとなく元気がない」「いくつか気になる症状があるけれど、どこに相談したらいいかわからない」そんなときこそ、見逃されがちな小さなサインをていねいにくみ取りながら、その子にとって最もふさわしい方法を、一緒に考えていきます。

当院では、犬・猫・うさぎ・ハムスター・ハリネズミなど、幅広く診療を行っております。

総合診療を提供しており、内科や皮膚科、整形、眼科、腫瘍、歯・口腔、耳鼻科、泌尿器、呼吸器・循環器、消化器など幅広く対応しております。

予防接種やフィラリア症予防、避妊・去勢手術などもお任せください。

診療だけでなく、犬や猫、うさぎ等と暮らす上での行動や接し方などについても、多くご相談いただいております。

休診日を設けておらず、日曜・祝日も19時まで診療を行っております。どの曜日でも診療をお受けいただけますので、ご安心いただけたらと思います。

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JR中央線「武蔵境駅」、西武多摩川線「新小金井駅」が最寄り駅となります。

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・三井のリパークブックオフ武蔵境連雀通り店

・SANパーク三鷹井口1

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詳細は、HPよりご確認ください。

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