こんにちは。
三鷹・武蔵境・小金井・調布・西東京エリアを中心に診察を行う、三鷹アニウェル動物病院です。
今回のテーマは、『夏場のペットフードの注意点』がテーマです。
とても暑い日が続いておりますが、夏場には『お腹を壊してしまって…』『急にごはんを食べなくなって…』という愛犬・愛猫のお悩みをいただくことが増えます。
夏バテや感染症を疑うことが多いのですが、実は診察してみると『傷んでしまったごはん』が原因とみられるケースが少なくありません。
日本の高温多湿な夏は、ペットフードにとっても大敵。
今回は、わんちゃん・ねこちゃんのお腹を守るための、夏のフード管理のコツをお話しします。
ドライフードの「油の酸化」に注意!
ドッグフードやキャットフードは、美味しさをアップさせたり、体に大事な栄養を補給したりするために、表面に油(脂肪分)がコーティングされているものが大多数です。
しかし、ドライフード(カリカリ)は、特に夏場は劣化し、愛犬や愛猫の体に負担を与えてしまう可能性もあります。
熱と光で油がギトギトに?
油は、夏の高い温度(30℃超える室内)や空気、光に触れると、「酸化」という劣化を起こしてしまいます。人間の食べ物でいうと、ポテトチップスを夏場に放置したときの、あのツーンとした嫌なニオイのイメージに近いです。お腹を壊す原因に
劣化した油は、ペットの体にとても負担がかかります。胃や腸の粘膜を刺激して、下痢や嘔吐を引き起こす原因になるだけでなく、「ニオイが変わった!」と敏感に察知して、ごはんを食べなくなってしまう子も多いのです。
ウェット(缶詰・パウチ)フードは「時間勝負」
水分がたっぷり入ったウェットフードは、夏場に最も気をつけたいアイテムです。食中毒の原因となりますので、ご注意ください!
わずか数時間でバイ菌の天国に
水分が多いごはんは、夏の暑い室内に置いておくと、あっという間に目に見えない細菌(バイ菌)が増殖してしまいます。「少し時間を置いて、後からレンジでチンすれば大丈夫!」と思いがちですが、細菌が一度作ってしまった毒素は、加熱しても消えないことが多いのです。夏場は「少しの油断」が食中毒に繋がってしまいます。
今日からできる!夏のフード管理・6つの約束
愛犬・愛猫の健康でおいしいごはんタイムのために、ぜひお家で次の6つを実践してみてください。
開封後のひと工夫で「酸化」をブロック!
小袋購入がベストですが、それでも開封後の劣化は進みます。鮮度キープするためのコツは「空気との接触を減らすこと」です。
袋の空気をしっかり抜いてからジップロックなどで密閉し、さらにその袋を別の保存袋に入れるなど「二重のガード」にすると、空気をより遮断できて効果的です。日々のちょっとした手間が、最後の一粒までおいしさと安心を守ります。大袋ではなく「小袋」を選ぶ
夏の間だけは、2週間〜1ヶ月以内で使い切れるサイズの購入がおすすめです。開封した瞬間から劣化は始まっています。「冷暗所」の場所を見直そう
「キッチンのシンク下」や「床下収納」は、夏場は熱と湿気がこもりやすいNGスポット。エアコンが効いているお部屋の、日の当たらない引き出しなどがベストです。
※なお、ドライフードの冷蔵庫保存は、出し入れのときの「結露(水滴)」でカビが生えやすくなるため、実はおすすめできません。「置き餌」は20分で下げる
特にウェットフードは、お口をつけた後の唾液の水分でさらに傷みやすくなります。食べ残したごはんはもったいなくても、20〜30分ほどで片付けましょう。お皿の「ぬめり」もしっかり洗う
プラスチックや陶器の食器の傷に入り込んだ細菌は、水洗いだけでは落ちない「ぬめり」を作ります。毎食後、食器用洗剤でしっかり洗って乾燥させてくださいね。「おやつ」の管理にも要注意!
ジャーキーなどの半生タイプのおやつは、水分や油分を多く含んでおり、特に傷みやすいアイテムです。開封したおやつは、フードと同様に早めに使い切るのが理想。残った場合は、密閉容器に入れて、湿気や熱を避けた涼しい場所で保管してください。
「フードは気をつけているけれど、おやつは出しっぱなし…」とならないよう、家族みんなで管理ルールを共有しましょう。
「いつもと違う」と感じたらご相談を
『うちの子、夏バテかな?』と思っていたら、新しいパッケージのフードに変えた途端、勢いよく食べ始めた!ということもよくあります。
言葉を話せない動物たちだからこそ、新鮮で安心なごはんを用意してあげたいですね。もし夏のお腹のトラブルや、食欲の低下でお悩みのときは、いつでもお気軽に当院へご相談ください。
三鷹アニウェル動物病院について
三鷹アニウェル動物病院は、三鷹市井口を拠点に日々の診療を行っております。
三鷹市・武蔵野市・小金井市・西東京市・調布市など、幅広い地域の方々にお越しいただいております。
「なんとなく元気がない」「いくつか気になる症状があるけれど、どこに相談したらいいかわからない」そんなときこそ、見逃されがちな小さなサインをていねいにくみ取りながら、その子にとって最もふさわしい方法を、一緒に考えていきます。
当院では、犬・猫・うさぎ・ハムスター・ハリネズミなど、幅広く診療を行っております。
総合診療を提供しており、内科や皮膚科、整形、眼科、腫瘍、歯・口腔、耳鼻科、泌尿器、呼吸器・循環器、消化器など幅広く対応しております。
予防接種やフィラリア症予防、避妊・去勢手術などもお任せください。
診療だけでなく、犬や猫、うさぎ等と暮らす上での行動や接し方などについても、多くご相談いただいております。
休診日を設けておらず、日曜・祝日も19時まで診療を行っております。どの曜日でも診療をお受けいただけますので、ご安心いただけたらと思います。
アクセスについて
電車でお越しの方
JR中央線「武蔵境駅」、西武多摩川線「新小金井駅」が最寄り駅となります。
お車でお越しの方
動物病院の前に、専用駐車場(無料)あり
満車の場合は、近隣のコインパーキングをご利用ください(1時間分の駐車料金を弊社にて負担いたします)
【提携パーキング】
すぐそばにバス停もございますので、各駅からのバスアクセスも可能です。
詳細は、HPよりご確認ください。

