こんにちは。
三鷹・武蔵境・小金井・調布エリアを中心に診察を行う、三鷹アニウェル動物病院です。
バレンタインデーも近づき、季節柄お家の中にチョコレートが増える時期です。
チョコレートは人間にとっては魅力的な食べ物ですが、動物にとってはチョコレートに含まれる成分で中毒を起こしてしまうことがあります。
ここでは、『チョコレートを誤食してしまった時に起こること、対処方法』を紹介していきます。
チョコレートに含まれる成分について
チョコレートには、以下のような成分が含まれており、犬や猫などの動物たちに悪影響を及ぼします。
テオブロミン:中枢神経系を興奮させたり、心臓の筋肉や骨格筋の収縮力を強める。
カフェイン:テオブロミンと同じような作用があり、中枢神経系へ影響が及ぶ。
中毒の危険性が高まるチョコレートの量
チョコレートのタイプにもよりますが、体重当たりの中毒量は以下を目安としてください。
但し、中毒を起こす量は幅があり、個体差もあります。上記の摂取量以下だったとしても、ご自身で判断せず来院もしくは病院にご連絡ください。
ミルクチョコレート:体重1kgあたり10~20gの摂取で中毒を起こす可能性あり
ダークチョコレート:体重1kgあたり2~5gの摂取で中毒をおこす可能性あり
ビターチョコレート:体重1kgあたり2~5gの摂取で中毒をおこす可能性あり
ココアパウダー:体重1kgあたり0.2~2gの摂取で中毒を起こす可能性あり
ホワイトチョコレート:テオブロミンの摂取リスクは最小限であり、家庭にあるような量であれば中毒のリスクは低いです
発症までの期間と症状
中毒を発症するまでの時間や症状の目安は以下となります。
中毒量と同じく個体差がありますので、ご自身で判断せずに獣医師に指示を仰ぐようにしましょう。
発症期間:通常2~4時間以内、時には6~12時間
症状
初期症状:多飲、嘔吐、下痢、尿失禁、胃の拡張、落ち着きのなさ
重篤な症状:過剰な興奮、高血圧、高熱、頻脈、頻呼吸、チアノーゼ、運動失調、不整脈、震え、痙攣
チョコレートを食べてしまった時の対処法について
犬や猫などの動物たちがチョコレートを食べてしまった場合、すぐに対処を行う必要があります。
獣医師にすぐに相談し、動物病院にいくようにしましょう。
催吐処置:まずは食べてしまったものが吸収されないように吐かせる処置をします。気持ち悪くなる注射を打って誤食したものを吐かせます。
吸着剤の投与:活性炭を投与して、消化管内の中毒物質を吸着させ体内に吸収しないように排泄させます。
点滴:吸収されてしまった物質を速やかに排泄させるために点滴をします。
胃洗浄:大量に食べてしまった場合は胃洗浄をすることもあります。全身麻酔下で胃内に 生理食塩水を流し込み、それを回収して胃内に残っている中毒物を洗い流します。
おわりに
この季節チョコレートに触れる機会が多くなると思います。我々が美味しそうに食べてる姿を見て、ワンちゃんたちも食べたくなるんでしょう。1度食べてしまうと甘くておいしい味を覚えてしまい、止まらなくなり1度に大量に誤食してしまうケースもあります。
食べさせないようにすることがもっとも重要ではありますが、どれだけ気を付けていても食べてしまうことはあります。
誤食してしまった場合は吸収されないようにすることが重要です。「食べちゃったけど1日様子見てみようかな?」では吸収されてしまい、その量が多ければ中毒を起こしてしまいます。
中毒を起こしてから治療するのではなく、起こす前に対処することが大切です。
万が一、チョコレートを誤食してしまった場合は、診察時間外であっても速やかに病院に連絡していただければと思います。
三鷹アニウェル動物病院について
三鷹アニウェル動物病院は、三鷹市井口を拠点に日々の診療を行っております。
三鷹市・武蔵野市・小金井市・西東京市・調布市など、幅広い地域の方々にお越しいただいております。
「なんとなく元気がない」「いくつか気になる症状があるけれど、どこに相談したらいいかわからない」そんなときこそ、見逃されがちな小さなサインをていねいにくみ取りながら、その子にとって最もふさわしい方法を、一緒に考えていきます。
犬・猫・うさぎ・ハムスター・ハリネズミなど、幅広く診療を行っております。
休診日を設けておらず、どの曜日でも診療をお受けいただけますので、ご安心いただけたらと思います。
アクセスについて
JR中央線「武蔵境駅」、西武多摩川線「新小金井駅」が最寄り駅となります。
お車でお越しの方
動物病院の前に、2台の専用駐車場(無料)あり
満車の場合は、近隣のコインパーキングをご利用ください(1時間分の駐車料金を弊社にて負担いたします)
【提携パーキング】
すぐそばにバス停もございますので、各駅からのバスアクセスも可能です。
詳細は、HPよりご確認ください。

