こんにちは。三鷹・武蔵境・小金井・調布エリアで診察を行う、三鷹アニウェル動物病院です。今日のコラムは、『高齢猫の夜鳴き』についてです。高齢の猫では、夜に大きな声で鳴く「夜鳴き」がみられることがあります。当院でも、そんな猫ちゃんの夜鳴きについてご相談いただくことが多々あります。飼い主さんにとっては心配や不安の種となりますが、夜鳴きにもいくつかの理由が考えられます。夜鳴きの主な原因高齢の猫の夜鳴きの原因には、加齢による認知機能の低下や視力、聴力の低下などの身体的な原因や、不安や孤独などの精神的な原因が考えられます。認知機能の低下(猫の認知症のような状態)不安や孤独感視力や聴力の低下による混乱痛みや不快感(関節炎、内臓の病気など)環境の変化や生活リズムの乱れ甲状腺機能亢進症(ホルモンの病気によって活動性が高まり、夜鳴きや多動がみられることがあります)ご家庭で出来る工夫について夜鳴きをしてしまう猫ちゃんのためにご家族ができることについては、以下のようなことがあげられます。猫ちゃんを安心させてあげる、安眠できる環境を整えることがとても大切です。就寝前にしっかり遊んで疲れさせる照明をうっすら点けて不安を和らげる安心できる寝床を用意する声をかけたり、そばにいて安心させる環境を一定に保つ(エアコン、静かな環境)動物病院に相談した方がよい場合高齢猫にとって、夜鳴きは珍しいことではありませんが、以下のような症状が現れた場合には何か病気が原因で夜鳴きをしている可能性があります。獣医師に経緯や思い当たることをご相談することをおすすめいたします。夜鳴きが急に始まった、または急に悪化した食欲や体重の減少がある排泄のトラブルが目立つ日中も落ち着きがなく、生活に支障が出ている三鷹アニウェル動物病院での診療について夜鳴きは高齢猫によくみられる症状ですが、病気や不安が隠れていることもあります。特に、甲状腺機能亢進症などのホルモン異常は治療で改善することがあります。ご家庭での工夫とあわせて、気になる場合は早めにご相談ください。当院では、病気の予防や治療はもちろんのこと、動物さんとの生活をより幸せにするためのサポートも行っております。その子の性格や生活環境、ご家族の考えも踏まえて共に考えていけたらと思います。